「待っててなんてやらない」
そう印刷された文字を眺めていると、自然と気持ちが安らいだ。
桜色ノート
Scene 01 …確かに、可愛かったかもしれない。
Scene 02 「まだ文句があるなら、昼休みに図書室でね」
Scene 03 「自分の夢や目標に向かって精進するのは…気持ち悪いのか?」
Scene 04 これは、ぐうぜんではないだろう。三上が、"俺を"書いたんだ。
Scene 05 こうやって2人でいる時間が、長く続くことを祈った。
Scene 06 だが、恐れているだけでは、前には…全国には進めない。
Scene 07 …越前は、必ず勝つ。ベンチに座って試合を見ていると、そう思える。
Scene 08 触れた手が、涙で湿っているのがわかる。
Scene 09 もうすぐ、日が暮れる。
Scene 10 俺と、目をあわせようともしない。
Scene 11 『、手塚、私っ…今から用事あるからっ…!!』
Scene 12 『 やっぱり私、待っててなんてやらない!会いたくなったら会いに来ちゃうから! 』