「疲れるのよ…」
「僕と一緒にいると、ですか?」
「そうじゃなくて…毎日毎日、色んな所に連れていかれて…結構疲れるのよ、出かけるのって。たまにはゆっくり休みたいときもあるの。わかる?」
「……なるほど、そうですか」


ふふふ、と不敵な笑みを浮かべる白馬。何だか気持ち悪くて思わず顔をしかめると、肩を強くつかまれて、いきなり唇を奪われた。


「な、何すんのよ!」
「そう言うことなら早くいってください。今から温泉に行きましょう!3泊4日で!場所は…そうですね、湯布院がいいでしょう」
「なっ!あんた学校どうすんのよ!」
「学校なんて二の次…貴方との休日の方が大切だ。それに今から行けば、明日は土曜日…月曜日の昼には帰ってこれる。一日学校を休めばいいだけです!」
「その一日がどれだけ大切だと思ってるんだこのやろー!」
「おや、授業中に居眠りしている人がよくそんなことをいいますね?まぁいいです。とにかく行きますよ」


そう言って、白馬は私をずるずると引きずった。私はなす術もなく車に乗せられて、当然そのまま湯布院直行である。


一番いやなところは、"すべて自分の都合のいいように変換するところ"かもしれない。


Ending 1
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探くんには自分中心主義でいてほしい。自分が世界の中心だと思ってる…ムカツクけどそう言う人みているのは楽しいです。傍観yeah!!