階段を降りていく途中。白馬の声が聞こえて思わず身構えたが、一緒にいるのは女の子らしい。


私は、思わずその会話に耳を傾けた。


「…さん?みてないけど」
「そうですか…」
「ねぇ、それより白馬君!一緒にお茶しに行こうよ!」
「すみませんそれはまたの機会に…。今は彼女を捜すほうが先です」
「どうして白馬君って、さんのこと好きなの?最近私たちと全然遊んでくれないじゃない」
「…彼女が…女たらしは嫌いだと、よく言っていますから。他の女性と遊びに行ったりするのは、よくないとおもったんです」
「…どこがいいのかしら、あんな…


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