は、左の道を進んだ。道が悪くて、草が生茂っている。光は木々に遮られて、見通しが悪い。だが、良く考えてみると、殺生丸が人目につく道を堂々と歩くことを好むとは思えない。


そうして進んでいくと、向こうの木々がざわめいたのに気が付いた。


「な、何?!」
「おう、、お前何してんだ?」


ざわめいた木のむこうから出てきたのは、犬夜叉だった。