彼らは、どうやら先に食事を取っているようだった。


ちゃん、どうしたのー?遅かったね」
「り、りんちゃーん!」


ぎゅっとりんに抱きつく。がはぐれていたことなどまったく知らないりんは、わけがわからず動揺している。邪見はを見て、ふん、と鼻で笑った。


「全く。自分勝手に行動しとるからはぐれるんじゃ!ばかものが!」
「邪見様、そんなに言わなくてもいーじゃん」
「そうだそうだぁっ」
「黙れっ、お前はいつもいつも自分勝手な行動で迷惑をかけて…」
「あー、もう、邪見様はなし出すと長いんだから。ねぇちゃん、邪見様は放っといて、一緒に水汲みに行こうよ」
「え?」
「それとも、先にお魚食べる?」
「ここでわしのありがたい説教を聞いておれ!」
「ぐるる…」


に3人から、それぞれ期待の目が注がれている。
は…


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