奈落を信用する…


「何てできるか!!!」


叫びと同時に、は雨月刀を振り回した。すると、奈落の瘴気で作られた結界がバラバラに崩れ去っていく。その隙間からすぐにくぐり出たは、振り返ると怒りにまかせて叫んだ。


「奈落の大馬鹿野郎------!!!」