「!大丈夫か!」
ぼーっと立っていると、空から犬夜叉が降りてきた。
「犬夜叉…」
「神楽と奈落は追っ払ったぜ。お前は怪我ないか?」
「大丈夫…」
「ちゃん!!!」
向こうから送れて、かごめや弥勒達もやって来る。
「みんな…ごめんね、迷惑かけて…」
「大丈夫だけど…それより、殺生丸はまだ見つからないの?」
「うん…ごめんね?」
「ううん、いいけど…でも、どうしていないのかしら」
「さぁ…なんか奈落は、私のため、とか言ってたけど…」
「ちゃんのため?」
「うん…」
奈落の言うことだからいまいち信用出来ないが、奈落は妙なところで情報調達が上手い。
「様…奈落の言葉が本当なら、大人しく待っていたほうがよろしいのではありませんか?」
「え?」
「そうよ…こんな危ない目にあってまで…」
「殺生丸ならすぐに捜しに来てくれるよ」
「……でも、せっかくここまで来たのに…」
「まだ捜すって言うんなら、俺等はとめねぇけどよ。お前が決めろよ」
そう犬夜叉が言う。は…
> まだ捜す
> …やめる、かぁ…。